2022年8月25日

動画アップもまた先達

動画アップ練習夏期保育が始まりました。久しぶりに登園する子たちが、変わらず元気に園で過ごす様子や、少し登園するのを嫌がる様子を見て、いずれも休み中に様々な経験をした結果ではないのかと思いを巡らせています。
8月の保護者会では、運動会で踊る親子ダンスの練習をしようと思っています。お子様と息を合わせて踊るダンス、幼稚園でしか経験できないですよね。ご参加できない方も多くいらっしゃると思いますので、後日、動画をアップしようと思います。本日は、テスト的にHPで動画が見られるかを試してみました。
動画はこちら


前へ(by明大R北島)前述しました子どもたちの夏の思い出、実際に教師に詳しく話してくれる子もいて、どれも特別な思い出となることと思います。
我が家では、洞窟探検に行ってきました。皆さんは「あぶくま入水洞」ってご存じですか。想像以上の場所でした。まず、通路が狭い。そして、暗い。選んだ60分コースを簡単に言うと、人ひとりやっと通れる洞窟を進み、水温10℃(体感)くらいの水に膝まで浸かり、穴に潜り、中腰でも頭をぶつけ、折り返して帰って来る人と上下ですれ違い(ちょうど両壁を両手両足でつっぱり上に移動した下をくぐって通ってもらう感じです)、コース最奥らしき場所に到達して、もう進むことは出来ないと判断し帰ってきたら、コースの半分しか進んでいなかった、まだ先があった。というような、まさに冒険の極みのような場所でした。しかも、ガイドなし、ノーヘル・サンダルOK、ヘッドライトお勧めだけど蝋燭片手でも良しという緩さでした。幼稚園の子にはお勧めできませんので将来行ってみてください。洞窟内で、お子さんに「抱っこしてー」と泣かれ途方に暮れているお父さんがいましたよ。
 私は、ケチん坊なので、家族4人でヘッドライト2個購入して洞窟に入りました。当然、先頭と最後尾の人がライトを担当します。息子も、もう大きくなったし、冒険の醍醐味は先頭だからと思い、最後尾につこうとしましたが、先頭を行けと言って譲りません。結局、先頭に立ち進むことになりました。その時ふと思いました。"まだ先頭を行ける"と。
 先頭は大変ですよね。危険だし、何かと判断しなくてはならないし、後ろに気を使わないといけないし。皆さんは、ジャングルで迷った時に誰を先頭に指名します?大半が、自分じゃない誰かを指名するのではないでしょうか。では、お子様は誰を指名するでしょうか?自分ではない誰かではなく、明確に誰かを指名するのではないでしょうか。特定の誰かの後を歩くのではないでしょうか。繰り返し言います。先頭は大変です。危険を排除しなければいけないし、後ろの人生をも判断しなければならないし、後ろの気持ちをわかってあげなくてはいけないし。それでも前に立つ、前を歩かせてもらえる限り。道を間違っても、休憩しても、ゆっくりでも、後悔しても、それでも前に立たなければいけない皆様を園が応援できればと思います。でも、安心して恐怖してください。"そろそろ先頭は交代だ"という声が、徐々に背中に迫ってくるようになりますよ。

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